第六十番 坂井 東光寺
第五九番東光寺内 良雲寺と連番です。
醫王山 | |
曹洞宗 | |
釈迦牟尼如来 | |
薬師堂1380年(康暦2年)以前創建/東光寺1589年(天正17年)創建 | |
常滑市坂井天王甲16・17合併 | |
0569-37-0316 | |
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お寺のいわれ
東光寺の名称の由来は、東方薬師瑠璃光如来を祀る寺である。
薬師堂の創建は康歴2年(1380年)以前で、天正17年(1589年)に曹洞宗寺院として開創された。
薬師堂に祀られている薬師如来は行基菩薩作で十二神将は運慶作と天明年間の由緒書きにある。
薬師如来は木造二体の立像で、不思議なことに向かって右側の薬師如来には両眼が彫られていない。このことから古くより眼病平癒、心眼開発の薬師如来として参詣者を集めてきた。現薬師堂は、天保5年(1834年)の建立で宝形造り、薬師如来は宮殿入りの秘仏である。
又、当霊場開創の際八十八体の大師像を寄進した株界の大家、片岡辰次郎氏の菩提所である。