お納経のご朱印を受けましょう
お納経とは札所をお参りして、写経を奉納されたり、お経をお唱えすることです。
このお納経に対してご本尊様・お大師様が、その願いをお受け取り下さったことの「印し」がお納経印です。
二度目からは重ね押しを致します。真朱になった納経帳は、幾度も巡拝された功徳の証しです。
単なる記念スタンプでない事を、十分心にしてお受け下さい。
納め札
各霊場の納札箱に納めます。
出発前にあらかじめ納札に自分の住所、氏名を記入しておくとよいでしょう。
納札の種類は、巡礼の回数によって異なります。
道中、接待を受けた場合も、この納札を渡します。
お寺での巡拝の仕方
(1) 山門や仁王門で合掌一礼して境内へ入る。
(2) 水屋で口をすすぎ、手を洗う。
(3) 本堂参拝
(4) お大師様参拝(納札箱に納札、写経を納める。灯明線香、賽銭をあげ、読経する。)
(5) 納経所で朱印帳に朱印を頂く。
(6) 札所を退出する時は、山門や仁王門で合掌一礼する。
以上が基本ですが、札所の事情に合わせ参拝して下さい。
※霊場めぐりは心身をみがく修行の旅です。道中は修行者としての自覚と節度を保ち、マナーやルールを守り、安全で快適なお参りをいたしましょう。